| 二口渓谷 桶の沢 | 2002年6月17日−18日 |
| メンバー CL多々良 SL吉成 吉野 荻野 古川 小薗江 加藤 山崎 滝口カオル |
| 滝口かおる (記) |
| 待ちに待った沢登りがやっと始まりました!三鷹で吉野号に乗ってイエイ、二口へレッツゴー!1日目、私たちは3パーティに分かれ、リーダーの古川さん、荻野さん、山崎さんの4人で桶の沢に入りました。標高差200mののどかな沢で、イワナを釣りながら、ノンビリと本日のテン場「桶の沢避難小屋」を目指す私たち。CLに「泳ぐ所はないし、3パーティの中で1番先にテン場に着くんじゃないか・・・」と聞いていましたが、「いやいや、甘い言葉は信用しちゃあいけないよ」と気を引き締めて歩き出します。予感的中!ものの数分で足がつかなそうな所を泳ぐことになっちゃたあ。と、言っても荻野さんと古川さんは泳ぐことなくクリアできたけど。私は滑って頭まで潜るより素直に泳いでしまったほうがかえって時間も短縮できると思い、水浴び一番乗りしました。浮き輪を忘れた古川さんは、滑ってしまわないかハラハラ!というより落ちろ、落ちろ!ワクワクでしたが、無事突破しました。その後しばらくは高巻くことも無理なので、何回くらいだろう、けっこう泳ぎました。そういうこともあって、この辺りでかなりの時間を費やしました。振り返ると、一番最初に泳いだ所が見えるくらいしか進んでないような気がします。「はぁ、どうなるんだろう。」 この辺りの石ころは水の成分のせいで赤茶色に変色していて、なんとなく、水が飲みにくかったです。しばらくすると、今度は大小さまざまなゴーロ地帯へと変わりました。「そろそろ休憩しよう」となり、古川さんと荻野さんは釣りを始め、山崎さんと私は今まで味わったことのないゆったりとした休憩を楽しみました。釣りのほうはうまくいかなかったようで、次に期待。その先もむなしく、イワナは釣れませんでした。ルート図を見ると、今歩いている所は巨大ゴーロ地帯とあり、2時間ほど続くらしい。今思うと、アリンコの様にチョコマカ登ったり下りたり、通れないときは洞窟の様な穴ぐらを潜り抜けたりと、けっこう変化があって面白かったようです。しばらくすると荻野さんがキノコを見つけました。ヒラタケです。イワナの代りができたぞ、イエイ!ちょっと行くと、またヒラタケがどっさり出てきました。早く食べたいワン。巨大ゴーロがだんだん小さくなってナメと混ざりだしてきました。おっ、小屋も近いぞと思いきや、ここから3時間かかるとのこと。でもルンルンと足も軽やかでナメを楽しみ、脇の水溜りにいっぱいいるオタマジャクシを「ウエーうようよいるよ、ここまでいるとかわいくない。」とか言いつつも楽しく、一人でニッカニカ笑いながら歩いていました。最高!!そして、待ってました。小屋だ! 小屋は沢のすぐ上にあって、2階建てのトイレなし。みんなは待ちくたびれて、もうお酒で出来上がっている面々もありました。私たちが着くと同時に焚き火もスタート。晩御飯は焼肉とキノコのお味噌汁。この頃、われらのリーダー多々良さんは絶好調!ノリノリでそばに居ると危機感を感じます。そろそろ寝場所の確保かな?私は、吉成さんが持ってきたタープで野宿の初体験しました。もっと外で寝ると思ったら、みんな小屋に入ってしまい、タープには吉野さんと二人になりました。むき出しの外でワクワクしてましたが、なかなか寝付けなかったからビクビクの方が強かったかも。眠れなくて目を開けていたら、焚き火がいつまでも燃えていて、火の赤い色がとてもキレイ。 次の日、私たちは大東岳に登りました。急登で、昨日ここを下った吉野さんと加藤さんの足跡が残っていて、無数の滑った跡もありました(笑)。樹林帯の急登を登っていると上のほうに道標が見え、その辺りでいきなりパッと視界が開けて高原のような稜線に出ました。ウーン、なんともいえない開放感。山頂でしばし休憩し表尾根を下りました。下りながらブナの木々を堪能。荻野さんに「ブナシメジはブナの樹で生まれるんだ。」と教えてもらいました。ブナの森の中、テケテケ歩いていたらシジュウカラが私の頭に乗ってきて、手を近づけても飛ぶ気配なし。飛んでは頭に止まり、また飛ぶと頭に止まる。そんなときに見えました、まだ幼くて小さく、コロコロッとしたカーワイイ姿が。そんなこんな、しばらくの間シジュウカラとお友達になって戯れていました。もーカワイイったら!たまらないです。ちょっと違うかもしれないけど、自然と一体化したような気がしました。 蔵王の山は不思議でした。私の目に映るすべてがSFファンタジーでメルヘンそのものでした。この山行から早2週間、いまだにドキドキしています。最高の休みになりました。 多々良さん、ありがとうございます! おしまい |