ミズガキ山大ヤスリ岩
ハイピークルート
チムニ−を登り、大テラスに抜ける。岩崎さん
大テラスでビレイ中の岩崎さんと山本嬢。
日 程:2001年5月7日(月)
メンバー:L角屋 斎藤広文 岩崎 山本
天 候:晴れ
今年は月曜日の天候が当たりに当たっている。今日も天気予報が外れて快晴の中、僕らはミズガキ山荘を出発することが出来た。富士見平小屋を経由し、一般登山道を約1時間30分のアプローチ。
去年の今ごろにも同じルートを、違うメンバーで登ったが、ミズガキのクライミングを皆に味わってもらうために、またこのルートを選んだ。半日で楽しめるので、今日のような集会日にはもってこいのルートだ。
1ピッチ目。広さんにリードしてもらう。出だしのクラックは易しいが、その上はなかなか厄介。ビレー点があるが、4人が立つには狭すぎるので、通過してもらう。ボルトラダ−はA1またはA0だが、フリーに自信があれば右のチムニーへ入ってもよいところだ。どちらを使ってもその上のチムニー内の右壁のビレー点でピッチを切る。
2ピッチ目。ビレーヤ−を残して、そのままその上の「中庭」まで歩く。ここは、岩に囲まれた高層ビルの中によくあるような「中庭」に似ている。右手には金峰を眺められる窓があり安心して寛げる場所だ。こういう所がルート中の何箇所かに点在するところが、ミズガキの楽しみでもある。
3ピッチ目。ここで、角屋・岩崎組と山本・斎藤組に分かれて、別々に取り付く。我々は左の直上するクラックを、彼らは右から左上するバンドから合流するルートを登る。直上クラックは僕がリード。ハンド〜フィンガーがよく決まり気持ちのいいクラックだ。5.8位。バンドと合流して、更にクラックを登るとチムニーに入る。チムニー内の石でビレー。
4ピッチ目も2パーティーで短いチムニーを登る。気持ちのいい大テラスに出る。本峰のハイカーから丸見えで頂上に着いたハイカーが、代わる代わる覗き込む。
5ピッチ目。ハイライトの40メートルのA1。広さんがリードする。A1と言ってもアブミの上段に立たなくてはならない個所も何度か出てくる。山本嬢はホンチャンはじめての人工。苦労して時間を掛けながら、しかし弱音を1度も吐かずに登り切った。たいした根性だ。
4人そろって大ヤスリ岩のピークに立つ。タダのピークではない。岩の搭の先っぽだ。クライマー以外、鳥しか立てない場所にいる。登山者が裏から回ってやってくると言うことはありえないのだ。僕がミズガキのクライミングを愛する理由の一つだ。
40mのA1を登り切る山本嬢 ピークにて。本峰をバックに。